お店正面の路地に住む地域猫たちがいます。過去にも何度か記事に書いた猫たちですが、ちかごろ店前で憩うようになりました。
エサはあげれないですよ。「あげないでね」と近所の人に釘を刺されました。
もちろん、言われなくてもあげないのです。
これまで大した交流もしていないのに、それにもかかわらず、身体をドア枠にすりつけたり、せわしなく店内をのぞきこんだりして、何か期待されている気がします。
トラ太郎とシャムえもんは、どうやら既成事実化をねらっている模様です。
実際エサをあげる先を越して、私たちを「エサくれる人」にしてしまうんですね。
実際エサをあげる先を越して、私たちを「エサくれる人」にしてしまうんですね。
私たち、あんた方に親切したことないのに。それなのに、私たちを傍目から親切な人たちにしてくれるのは悪い気がしないのですが。
すごいいいことがあった現場にたまたま居合わせただけで、人からお礼を言われちゃうみたいな気分です。
猫好きの人には3割増しの好感を持って見られるこの風景。
「みなさんご存知のいい人。『のびのび荘』です。」
道行く人の多くは、猫の様子をチラリと見て過ぎ去っていきます。あれは自分もしてしまいますが、どういう理由なんですかね。猫ってみちゃいますよね。
猫効果で、より多くの人がお店も見てくれるようになりました。
ありがたいんだけどね、でも何もあげれないんだよ。
遅かれ早かれどこかで、作戦の失敗を悟るのでしょうか?
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