2012/07/05

ほろ酔い は・し・ご 展 実況編① 恋愛におけるお酒の役割

何しろ今回は大人数なもので、まだ、すべての参加作家さんを紹介できておりません。
零細商店なもので一人でこまごまやっております。
更新遅くてごめんなさい!!

さてさて、展示も始まってますから、実況編になりますね!!
今日は、山崎美智子さんをご紹介いたします。
山崎さんが選んだテーマは、「恋」です!


お酒がある風景に恋愛ってよく似合いますねー。
酔った勢いで、言いたいこと言ってしまおうかしら・・・とか、本音を聞き出してやろう!とか・・・お酒が入ると、気持ちもふわりと大きく軽くなったりして・・・。

お酒って一緒に席を囲む人の人間関係の距離が伸びたり縮んだりする不思議な飲み物ですものね!

普段は、鉄を素材とした造形作品を発表している山崎さん。
今回はビールラベルということでイラスト作品は初挑戦!
久しぶりに取り出した画材は水彩絵の具です。

作品をつくるまえに重ねるクロッキーも、フォルムを書き起こすことより、言葉を書き起こすことが増えきて、言葉遊びや言葉からの発想が楽しくなってきたと言う、この頃。

今回のビールラベルも、お酒にまつわるシーンを頭に、心に浮かぶ言葉を並べていたら、だんだんと短歌調になってきたそうです。

さまざまな恋のシチュエーションとともに、小さな言葉を並べた作品ができあがりました。




こちらが金属造形の作品。

水彩の雰囲気にも通じるものがあります。いくつもの物語がギュッと込められてそうな感じ。

鉄という素材の、さびたり、赤めたものが冷え切っても、動きを宿している感じに惹かれると言います。




【作家プロフィール】

山崎美智子

1981年・千葉県生まれ。

美術大学在学中から「鉄素材」を使った作品づくりに取り組んでいます。
現在は埼玉県加須市の「康良居アトリエ2号室」のメンバーとして活動しています。

「鉄」の持つ魅力にやっぱり夢中です。
鉄の錆び佇まい・くすんだ色・かたいのに柔らかいところが素敵です。

じっと眺めていると物語が溢れてきそうな作品を生み出したいと考えています。

最近では「言葉のクロッキー」を作品づくりの大切な要素ととらえ
日々呟いては消えていく「言葉」と、形ある「作品(オブジェ)」のやりとりに興味があります。        
          
          
          
          
          
          
          
          
          
            

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