2012/02/06

のびのび荘の休日 1   【アンドロイドとのご対面で大興奮・編】

展示が終了し、おっとも冬学期が終了したので(※1)、休日に街へとくり出しました。

のびのび荘の休日。
「アンドロイドとのご対面で大興奮・編」は、新宿高島屋2Fでのお話です。


というのも、、
新宿高島屋のバレンタイン企画が熱い ⇒ ♥ !!
「バレンタイン特別企画 〈特別展示〉アンドロイドも恋をする?」


以前からファンだった石黒浩教授と、彼の研究室で制作されたアンドロイド(石黒研究室)。(※2)



この企画のテーマを一言で表すなら、  

「ロボットが心を持つかどうか?」  


誰しも、うっすらとこの問いを考えたことがあるでしょう。
この分野(アンドロイドサイエンス)はおっとの研究テーマにもとっても近く、おっとには大変おもしろい問いなんです。
ところで、たいていの人がこう問われると「持つわけないじゃん」と答えるはず。
でも、石黒教授の答えは違うのです。


「ロボットでも人間のような心を再現できる」
と私は思うのである。 (石黒浩『ロボットとは何か』 p. 155)



だからこのバレンタイン企画は、たぶん石黒研究室のフィールドワークです。
観察されているのはアンドロイドではなく、
アンドロイドにいろいろな反応をする通りがかりの人々です。
時間ができたので、早速わたしたちも観察されに向かいます!

おっとの気分はひたすらアゲアゲ
マニアックな熱に浮かされたおっとに付き合ってくれる店主・・・!!




ショーケースの中に居るが、彼氏を待っている設定。




どうやら彼氏はなかなか来ないようだ。暇を持て余して、スマホを見つめている。




読みかけの本があるみたいだ。
どれどれ・・・なにを?




角田光代さんの『だれかのいとしいひと』



手を振ったり、「おヒマですか?」とか「待たせたね!」とか声をかけたりすると振り返るし、




アルカイックにほほえんだりもする。







アンドロイドのアルカイックスマイル





群がる人々の反応は実にさまざまです。

・ 興味津々で写真をとる人、
・ 「きもちわる~い!」と声をあげて立ち去る人、
・ アンドロイドと目が合って、思わず目をそらす人
・ 距離を保ったまま、顔が固まったまま、アンドロイドを観察する子供、
・ 「こわいね~」と声をかけるそのおかあさん、
・ 「ううん、こわくない」 と首を振り、観察を続ける子供、
・ 「人(=アンドロイド)に写真を向けるなんてできない」と見つめる人、
・ いろんな反応を観察する研究室の人ら、
・  そういうのを全部見て楽しむわれわれ。


たっぷりと見終わった後、石黒研究室の若手研究者とちょっとした長話しをし、
「イケメンロボットが熱い!」とか言われだすような未来の話で盛り上がりました。
そういう時代まで生きていたい。

さらに生きて動きまわる石黒教授も拝見し、大変有意義な時間でした。
 
生の石黒先生はなんだか爬虫類とか昆虫っぽくて、好きな感じです。



  ※1  おっとは大学院の博士課程に在籍しており、哲学のしがない若手研究者である。
  ※2  石黒先生は、この本がすばらしい! 『ロボットとは何か: 人の心を映す鏡』(講談社現代新書)


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2012/02/03

新サービス開始のお知らせ!


今年も、節分がやってきました。節分と言えば伊藤夏紀さんのポストカード。
昨年のなまめかしい鬼から一転、けっこう悪い感じです。
授業をさぼって屋上でタバコ吸ってる不良みたいな。
大人でもちょっと威圧される貫禄が、昔の不良にはありました。

さて、切手展に合わせて、お客さまからお預かりしたお手紙にBonhanco謹製「のびのび荘オリジナルはんこ」押印するサービスをひっそりと始めております。

この、楽しいアイデアを教えてくださったのが浦安にある猫実珈琲店さん。
仲良くしていただいている大好きなお店です。
猫実珈琲店さんには、お手紙お預かりポストが設置されていて、投函されたお葉書やお手紙に、お店オリジナルの消印スタンプ押してご近所の猫実4丁目郵便局に届けるサービスをしてるんですって。
初日に展示を見に来てくれた猫実珈琲店店主のネーコさんが、のびのび荘も「ポストを作ったらいいよー!」と店主にそっと入れ知恵。
それいいね!やろう!やろう!と、Bonhancoさんに相談したら、あれよあれよという間に「のびのび荘オリジナルはんこ」が完成し届いたというわけ。
まだ、のびのび荘にはポストがないけど、近いうちに設置され、切手展終了後も継続する予定でーす。

「んー、イマイチ サービスの概要がわからない!」というそこのあなた!
こちらをご覧ください!
(のび夫婦が未来の自分たち宛てに節分ポストカード(byなつき)でお手紙しましたよ!)




グリーンのハンコがのびのび荘オリジナルスタンプ。
店主に似て、ふくふく・ふくよかな半魚猫が横たわり、のびのびリラックスしてます。

ピンクのハンコは、架空の国の切手展期間限定に(おそらく)なるのですが、猫の郵便配達人スタンプ。なぜだか目つき鋭いです。
聞けば「おぬし、なかなかやるな!」という表情だとか。郵便配達人なのに、武士みたいなんだねー。と妙に感心。

お預かりしたお手紙に、店主がこれらのハンコを押印した後、責任を持ってご近所の新宿北郵便局に届け、早稲田大学の大隈講堂と都電荒川線がデザインされた風景印を押印してもらいお送りいたします。

お店番があるから、郵便局に行くのが次の日の朝になってしまうんで、のんびりお待ちいただけるお手紙に限るのですが、よろしかったらご利用ください。
のびのび荘で買ったポストカードや、レターセットにお手紙をしたためて、あら!切手がない!というあなたには、店主が集めた切手コレクションの中から額面のお値段でお譲りします。


のびのび荘ご来店記念にぜひどうぞ!

2012/02/02

シーズニングラボさんの薬膳ミックス

今日も風が強い!冷たい!明日は節分!
本当に春が来るんだろうか・・寒くってしょうがない!

私もコンクリ床の店内で1日中お店番してると、もう、芯から冷えちゃって、靴下何枚も重ねたりしてるんだけど・・。
冷えは、万病の元。体が冷えると心まで冷え冷えするから、早く暖かくなってほしいなあ。

靴下重ねる、ひざ掛けする、湯たんぽ使う、カイロ貼るなどなど・・外からの働き掛けと並行して、食べ物で体の中からあたためるというのも大事なことです。
わかっているんだけど、忙しいとついつい出来合いのものに頼ったり、いいかげんな食事をしがち。

そんなあなたに(そして私に)、お勧めなのが、シーズニングラボさんの薬膳スープミックス!

私のイチオシは韓国ミックスです!
じゃーん!!



生姜が効いて芯からあったまるよ!
コラーゲンたっぷり!お肌ツヤツヤも期待できるかしら?
写真じゃ湯気や香りが伝えられず本当に残念(写真が上手にとれるようになりたいなぁ)。



このセットには生姜(ドライ)・ナツメ・クコの実・松の実が入ってます。
どれもスパイスを一から揃えようと思ったら、結構お高くつくし、結局余らせて使い切れずに消費期限を迎えてしまうんじゃないかしら(うちはそういうことが多いのよ)。

このミックススパイスがあれば、冷蔵庫にたいてい入ってる、にんにく・生姜(こっちは生の)のほか、長ネギと鶏手羽を買ってくれば、ごくごく少量のお塩を加えるだけで、本当に美味しい参鶏湯風のスープができるってわけです(一袋で3~4人分)。

お鍋のベースにももってこいだし、〆にラーメンやフォーを入れても美味!




薬膳ミックスは、ほかに、レモングラス香るタイ風と、八角やシナモンの甘みが広がるマレーシア風がございます!

シーズニングラボさんは、10年もの間シーズニング会社で商品開発をしていらっしゃいました。
大手企業では、生産性などの都合で商品化されにくいものを、何とか世に出したいとの思いで独立したのが3年ほど前。
ひとつひとつ手作業で調合することによって、なかなか知ることがなかった世界の味を、私たちの食卓に届けてくれています!

のびのび荘では、薬膳ミックスの他にも、シーズニングラボさんの「いろんな味」を取り揃えております!
ぜひ、一度お試しください。きっと、また使いたくなってしまいますよ~。

架空の国の切手展 2/4(土)まで!


架空の国の切手展も佳境です。




国王も待ってる!




「私も王です。」




「私も王です!」
「え!黒ヤギ?」




「鳥も魚も」



「半魚猫も待ってる!」


見に来てね!(店主)

2012/01/24

架空の国の切手展始まりました!

いよいよ、始まりました!「架空の国の切手」展!


睡眠時間を削って制作し続けてくれた作家さんのおかげで、店内はカラフルな、見知らぬ国々の切手が勢ぞろいです!

今回は、表現方法にハンドプリントを取り入れている作家さん5人にお願いして、それぞれ架空の国を一つずつでっち上げてもらいました。

それでは、展示作品(架空の国)の一部をご紹介。

まず、こちらがASLI王国(ナカキョウ工房 )。
今年で建国500年を迎えるASLI王国は動物と人が楽しく共存している美しい国で、カラフルな手工芸が盛んです。
現在の国王は、もともとは庶民からのしあがった心優しきスーパースター。
よく見ると、ロン毛です。おしゃれーー!
美しいお妃とともに、国民からの人気は絶大!



そして、こちらは「失われたものの国」(Bonhanco )。
そこでは見覚えのあるような初めて見たようなものが、生き生きと過ごしています。「よく見ましょう。そしてよく笑いましょう。」この国に生きる半魚猫たちの教えです。
消しゴムハンコとは思えない、繊細な線が魅力のBonhancoさん。
今回は切手作品の他に、消印型ハンコのセミオーダーも受け付けています。



そして、北欧フィンランド湾沖に浮かぶ小さな島国・Pilmaa(ピルマー)。(タニグチミドリ)

フィンランド語で雲(pilvi)の国(maa)と名付けられた国。
お祭り好きで陽気な国王は、寒くなると冬眠してしまうため、冬季の祭典は禁止。


「俺が寝てる間にずるいーー!」と叱られるのでしょうか。
架空の国の切手展も心して静かに執り行わなければ。

遠い昔にピンクのアルパカがいたという伝説があり、また神の使いとしても崇められています。
ピンクのアルパカは宗教画や文献に数多く登場するものの現在では目撃情報がなく、高額の懸賞金が懸けられているそう。

こちらは、宗教画をモチーフに建国100周年の年に発行されて記念シート。
お宝です。


不思議なおもちゃを生み出す黒ヤギが代々国王を務めるミチクサクーシャ国はそれぞれの家庭で切手をつくっているんですって。(ミチクサクーシャ 坂本友希)
シルクスクリーンの鮮やかな発色が美しいです。
今回の展示では友希さんの今まで私が知らなかった新しい一面(特にデザインという部分で)が発揮されていて目を見はります。
ミチクサクーシャのお話は、ZINEになって、今までに2種類出ています。のびのび荘でもお取り扱いがありますので、ご興味のある方はぜひ、ご覧になってください。
外国の素敵な児童文学を読んでいるような、懐かしさがあります。


トロピカルな南の島国の切手は、あの「プリントゴッコ」で製作されています!(吉田チロル)
ため息が出るほど鮮明でカラフル!プリントゴッコをなんと5版!も贅沢に重ねてできた繊細な作品たちをぜひ肉眼で楽しんでいただきたいです!
キウイや、パッションフルーツの薄皮まで、じっくりご覧あれ! 

花とフルーツシリーズの他に、魚や鳥のシリーズも華やかです!

2012/01/15

しろがね山の冒険!最高の仲間たち!!

ワークショップ「しろがね山の冒険」本日無事終了しました。
今回は、1年生の男の子と女の子が1名ずつ参加してくれました。


のびのび荘に突如出現した「しろがね山」。でっかいです!!
山あり谷あり!断崖絶壁!とにかくごっつごつ!
こりゃ大変だ!

海に浮かぶ、氷と雪でできたしろがね山は、もうすぐ溶けてなくなっちゃうんだって!
しろがね山には、宝物が隠されているという伝説があるんだそうな。
山がとけたら宝物も海に流出しちゃう!!
仲間と一緒に、宝探しに出かけるぞーーー!おー!!
と、船に乗り込んだ仲間たち。果たして、宝物はみつかるのか・・・。




まずは、キャンプをはって、食糧さがし・寝床さがしのサバイバル。
仲間たちは恐竜の「きょうちゃん」に、ムニュムニュふしぎな「小麦粉ちゃん」、そしてあのジブリからは「猫バスさんも」加わってくれたし、とにかくとにかく、個性的な人たちばっかり!
かなり自由きままな仲間たちで、宝探しを放り出して入り江で水につかって待ってるという「金魚4兄弟」もいたし、山を駆け回る健脚な「ニワトリの夫婦」もいたし、冒険するうちにどんどん仲良くなってきたよ!


お宝は険しい山のどこにあるのか・・・。
お多福さんやだるまさんは、もともとこの山に住む人々。
しろがね山がとけることを知らないでのんきに暮らしてます。


バーベキュー大会(?)を通して、山の人々とも仲良くなり、山の古い伝説や、宝物の隠し場所へつながるヒントをつかんでいく旅人達!!


雄鶏さん 「お福さん、宝物はどこかいな?」
お福さん 「ふふふ…教えてあげよか どうしよか…。実はね…」


きょうちゃん・テレビくん 「えーー!!そ、そんな伝説がーーーー!!!」


だいぶ登ってきて疲れている旅人達。
テレビくん顔色悪いね!高山病かな?


お多福さん 「おほほほ。宝物は、伝説の怪獣が守っていますよ…見つけられるといいわね…」



なーんちゃって、これは店主が勝手に作ったストーリー。
たくさん撮った写真を組み合わせて、それぞれにお話を紡ぎだしていきます。




選んだ写真を、色画用紙で作った冊子に貼り付けて絵本にするよ。
お話も 、こどもたちが語る内容をみきちゃん(講師)がうちこんでくれて、ぴーっとプリントアウト。一緒に貼っちゃいます!便利な時代になったもんじゃのう。

このあと、一人ずつお話を発表しました。二人ともすーごく素敵なお話になりました。
堂々と発表する姿も頼もしかったなーー。
プリントに思いのほか時間がかかり、予定時間をかなりオーバーしてしまいましたが、楽しく終了できてよかったです。
お付き合いくださったお母様方も、本当にありがとうございました。


冒険終わって、日が暮れて、しろがね山はあとかたもなく消えて、いつもののびのび荘に。
つぎは、どんな物語の舞台になるのやら・・・。楽しみです。

2012/01/09

しろがね山の冒険 ~なりきり遊びとデジカメ写真でものがたりをつくろう!~

明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、新年1発目のイベントは、小学生対象のワークショップ!

その名も 「しろがね山の冒険」 !!!!!



冬が来ると1日だけのびのび荘に出現する秘境…「しろがね山」。いりくんだ岩や山道が旅人を迷わせます。でも、それは山に秘密があるからなのです…。



ワークショップ「しろがね山の冒険」は会場内に架空の山「しろがね山」に見立てたオブジェをつくり、お子さんたちが持参した「登場人物」たちに冒険してもらう企画です。

冒険はデジカメで撮影し、その場でプリントして、みんなで物語をつくります。
小さな登場人物になりきって遊ぶドキドキとデジカメ写真を手がかりにものがたりを考えるワクワクを体験しに来てください。

楽しい冬の1日になりますように…☆


【日時】 2012年1月15日(日)
    13時~15時ごろまで

【対象】 小学生

【参加費】 2500円

【持ち物】
  •  デジタルカメラ(お子さんが操作しやすいコンパクトカメラが良いと思います)
  •  物語の登場人物 (手のひらにのるくらいの大きさの人形、おもちゃ、雑貨…一人3つまで。生き物はご遠慮ください。)
【備考】
  • 当日は動きやすい服装でお越しください。
  • お茶・おやつ・おみやげつき
【申し込み】のびのび荘まで


☆講師・企画者プロフィール☆

有村美希 1983年大阪生まれ

東京芸術大学で鈴木理策先生に師事し組み写真を学ぶ。一方で子供時代から童話や詩を愛読。お話の空想・読書・弓道などが趣味です。

好きな児童書は、スイミー、あおくんときいろちゃん、とべばった、はたけうた、エンソくんきしゃにのる、とさかにごはん、ムーミン谷シリーズ、宮沢賢二作品、ナルニア国物語、長くつ下のピッピ、やかまし村、種々の民話…などなど。