2012/06/22

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑪ 謎の工作作家、デビューです!

のっぽさんとゴン太くんの「できるかな」という番組、覚えてますか?
私、こどものころあれが大好きで、だいたい、口開けてぼーっと見てただけなんだけど、「こうすると、ああなるのかー。」とか「へー、柔らかいものでもこうすれば丈夫なものになるんだー。フムフム。」なんて、あの番組で学んだこと、結構多いです。

新ジャンル!工作作家のやまもと あいさんは、小学校で図工の先生をしていました。そして現在、自宅の一部のスペースで、こどもの造形教室あいのてを主宰しています。

二つのお仕事の中で子どもたちが無心に何かを作る姿に触れ、純粋に、ただ作ることの楽しさを思い出したと言います。


あいさんの作品ジャンルを「工作」としたときに、工作ってなんだろうねー、とじっくり話しました。


身近な素材や、あるものを使って工夫したり考えたりしながら、ちょっと面白いものやかわいいものを夢中になって作る。そこからコミュニケーションが生まれたり、見てる誰かの創作意欲を刺激するもの。それが「工作」なのかな、と。

「誰にでも扱える素材で、その人にしかできない作品に仕上がるもの」でもあるかもしれませんね。




段ボールを土台に和紙を張り子のようにくっつけてつくった時計(左)
と、カラフルに色付けしたマカロニを鱗に見立てた魚のオブジェ(右)



あいさんは、金属造形作家としても活動しています。
こちらは、やっぱり誰にでもすぐに扱える素材ではないですね。
訓練や技術、知識、そして広い場所や設備が必要です。



金属造形作家としても活動中。
つい先日、旧姓の江原愛 名義の個展「キンノイト」(GALERIE SOL / 銀座)を終えたばかり。


実は店主も、昔々の学生時代、鉄を素材に彫刻を作ってました。

でも、鉄という素材にこだわりすぎて、続けられなくなってやめてしまいました。
今は今で、お店をはじめてすっごく楽しいけど 、もっと頭を柔らかくして、手を動かして考えることさえ続けていれば、今も、つくる人だったのかもしれないなーと、思うこともあります。

そんなこともあって、私は、大人にこそ工作を! と強く思うのです。




あいさんに制作途中の様子を写真で送っていただきましたよ!

今回は、ビールラベルをお願いしたんですが、年輪が味わい深いスライスされた木片が素材として使われるんですか?!

ゴン太くーん、これ、いったいどうなるのかしら??
ぜひぜひ、会場で確かめてねー!

2012/06/21

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑩ 陽気でおおらかなグラスたち

吹きガラスの制作現場って、とっても熱いんですよね!(漢字で書くのも、暑いよりも熱いのほうが雰囲気近いんです!)

夏に涼しげな雰囲気を演出してくれるガラス器は、気温約50度(夏場のアトリエ温度)の環境で生まれるんですって!!

吹きガラス作家の鈴木紀子さんは、ぐい飲みやビアグラスを中心に、おつまみ的雰囲気の小さなオブジェも出してくれますよ!

熱く溶けてグニャリとなったガラスの雰囲気が伝わる作品です。


左手前の小さなパーツを先に作り、グラスと一緒に吹いて模様にするそうです。


なんだかみんなが働いている暑い日を狙って有給休暇をとり、お日様が高い時間から木陰やパラソルに身を隠し、ひとりのんびり一杯やりたいような、そんなグラスたちです。

もちろん、大勢で「がはは!」と笑いながら乾杯するのもいいよねー。

でも、思い浮かぶのはやっぱり屋外。
とても小さなものですが、広い空間の中で使いたいようなおおらかなグラスです!


【作家プロフィール】

鈴木 紀子

制作中のガラスは、熱くてどろっとしています。
冷めて形が固まった後でも、グニャグニャしていたガラスの柔らかさや流動性が感じられるものを。そして、何より眺めたり、手に取った時になんとなく楽しくなるものを作りたいと思って制作しています。

普段はオブジェや花器を制作することが多いのですが、今回はグラスとぐい呑みで参加しました。お気に入りを見つけてもらえたら、幸いです。

2012/06/20

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑨ 酒宴が酒宴たるそのわけは・・・

ミチクサクーシャがお酒を表現すると、どうなるんでしょう。

ミチクサクーシャは、竹村良訓さんと坂本友希さんのものづくりユニット。
表現技法にはこだわらず、二人が面白いと思うものを作っています。

DMを制作するとき、「ミチクサの作品ジャンルってなんだろうね?」と二人と一緒に頭をひねったのですが、「もの・おはなし」という言い方が一番しっくりきたので、そうしました。

竹村さんはほろ酔い展 予告編 ⑤でも紹介しましたが、陶芸家です。
坂本さんは、布や紙に染色やスクリーンプリントで表現することが多いです。 

そして、二人がタッグを組む「ミチクサクーシャ」になると、いたずら心がいっぱいの、「特に必要じゃないけど、あるととっても愛おしいもの」を作ります。

のびのび荘でも春に個展をやってくれました。




今回のビールラベルは、シルクスクリーンで表現します。



これは1回目を刷り終えたところ。もう1版重ねますよ!

ビールラベルのテーマは「酒宴が酒宴たるそのわけは?」
お酒を飲んで楽しくなったり、声が大きくなったり、踊りだしたいくらいいい気分になってしまうのには、「あの人たち」が絡んでいるとか、いないとか・・・ 。

うーん、さすが、ストーリーテラー ミチクサクーシャ。
今回もビールをテーマに愉快なおはなしを紡ぎあげてきました!こちらもZINEとして販売予定です。


そして、ダジャレ大好きミチクサクーシャ。「ビール・モ・ビール」も出ちゃうみたい。
ミチクサのダジャレは、おやじギャグじゃなくて男子小学生の香りが漂います。
私は結構好きなんですよね。この手のダジャレ。

他にもミチクサ風の(実用的ではないかもしれない!)お酒まわりのあれこれ、 たくさん並びますよ!お楽しみに!

2012/06/19

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑧ 目に涼やかな酒器で、爽やかな夏!

ムシムシ暑くなってきましたね!
湿気て不快指数急上昇な日本の夏。
五感を駆使して、少しでもすっきり過ごしたいですよね!
ビール飲んでのどをシュワシュワさせたり、夕涼みしながら冷えたお酒をキューっとやってみたり。涼やかな酒器を目で楽しんだりするのもいいかも。

こちらは、陶芸家 月野里美さんの酒器です。
普段使いを意識して、使い勝手の良い器を作っています。

呉須の濃淡で描かれた細やかな染付に涼を感じますね!



今回のほろ酔い展、月野さんの作品は、染付のものが中心です。

月野さんは、女子美の日本画出身。卒業後にお仕事をしながら陶芸を学びました。
図案の構成や、凛としてたおやかな雰囲気は、日本画の経験が生かされているのかもしれませんね。



【作家プロフィール】

月野 里美


日常生活を楽しく過ごせるような器を作りたいと心がけています。 


ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑦ はなねこさんとピンクのアルパカ

DMの作家名のなかに、「猫実珈琲店」ってはいっていたのを見て驚かれた方も多いかもしれませんね。
ユニット名でもなんでもなく、千葉県浦安市にある、コーヒーもケーキも美味しい正真正銘のCafeですよ!

猫実珈琲店の雰囲気は、店主のネーコさんそのもの。
明るく朗らかで、出しゃばらない。ものすごい包容力です!
静かな住宅街にスーッと溶け込むようにあって、今年4周年を迎えました。

そして、なぜかものづくりが好きな人々を引き寄せる、強力なマグネットをお持ちのようで、はじめはお客さまとしていらした方が、オリジナルグッズをつくったり、お店の包装紙をつくったり、みんなで展示会を開いたりと、羨ましいくらい、「猫実ネーコ文化圏」を築いています!!
いいなあ、人柄だよね~。


猫実珈琲店オリジナルポストカードや包装紙はたまむらさちこさんによるデザイン。
店内にはタニグチミドリさん作の木製ポストがあって、
コーヒーを飲みながら、お手紙をしたためることもできます。
ふたりとも最初はお客さまとして猫実珈琲店に来たんだって!!

今回のほろ酔い展には、ネーコさん率いる、チーム猫実として、ビールラベルと豆本、そして、お酒にまつわる美味しいお菓子で参加です。

猫実珈琲店のポストカードのねこちゃんは、しっぽにお花が咲いてる 「はなねこさん」といいます。(秋山はなさんののんべえネコも偶然にもハナネコさん!)

この、はなねこさんを描いたのが、イラストレーターのたまむらさちこさんです!

そして、上の写真の木製ポストを作ったのが、木工作家で消しはん作家で2児の母である、タニグチミドリさん。
そう、今年初めの、架空の国の切手展で、ピンクのアルパカ伝説が残る、ピルマー王国をでっち上げた、あの人です!
展示期間中に第2子を出産。
そのお産があまりにも軽かったため、ピンクのアルパカは安産の神として、展示を見に来てくれた妊婦さんたちに大人気でした。

そんな二人が、コラボして、ビールラベルを作るとのこと!
というわけで、テーマは、
「はなねこさん、ピンクのアルパカを追いかけ旅に出る!」
となりました。
これは、波乱万丈!奇想天外なストーリーが期待できますな!

はなねこさんの豆本。
はなねこさんは、猫実珈琲店で年1回行われる「豆本展」をきっかけに誕生しました。
はなねこさんとピンクのアルパカが仲良く丸まってる図案のコースター。
タニグチさんの消しゴムはんこが押されていますよ!



そして、猫実珈琲店 店主のネーコさんは、お酒にまつわるお菓子を出展してくれますよ!
ちょっとだけみせますと、無花果のワイン漬けが入ったガトーショコラ (写真左)と、ゴマとチーズのスティック(写真右)…。あとは会場でね!

ワインの風味を楽しんだり、おつまみにしたり楽しめますよ!

【作家プロフィール】


たまむらさちこ

武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業後、ハーグ王立美術アカデミー(オランダ)に留学。
名刺から壁画まで、色々なものを作る仕事をしています。
食いしん坊。猫実珈琲店の包装紙も担当しました。

タニグチミドリ 

4才女子と4ヵ月男子の母。35才男子の妻。
育児に追われながらも、ゆるゆる活動中です。
主に木の小物(アクセサリーやカトラリーなど)や消しゴムはんこを作っています。

猫実珈琲店(せこけいこ)

OL、パン屋、ケーキ屋、喫茶店の仕事を経て、浦安の猫実にスペシャルティ珈琲と手作りケーキの店「猫実珈琲店」をオープン。5年目に突入です。

2012/06/18

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑥ おふくろの味!呑兵衛ビール!


一升瓶を枕に、草むらで昼寝する、ハナネコさん。
生みの親である、“のんべえ消しハン作家” 秋山はなさんに瓜二つ!じゃないの!!


消しゴムはんこのモチーフに選ぶのも、いつも酒の肴ばかりという秋山さん。
徹底していて清々しいね!(もちろん、依頼があれば、花や動物なんかも彫るそうです。)

今回はビールラベルのほか、こんなかわいいレシピ豆本も展示販売してくれます!
ザ・おふくろの味!な、お酒のアテがいろいろ。
繰り返し出てくる食材や、鍋は、一つ一つ消しゴムハンコを押して、色鉛筆で着彩!
思わず笑っちゃうくらい凝ってます!
その、ユーモラスな表現を、ぜひ、肉眼で確かめてほしい!!


ビアラベルだって、春夏秋冬の酒の肴!いやー、清々しい!
美味しいお酒は、美味しい食べものと一緒に、気の合う仲間たちと一緒に楽しむのが1番ですよね!!

【作家プロフィール】

秋山はな

福井県出身 多摩美術大学彫刻科卒業

ある日、ふと落書きで酒瓶を描いてみました。
その一升瓶の形がとてもいとおしく思えて、描くたびにしっくりくるものがありました。 
そして、10年…肴やお酒を描いているうちに、今の形になりました。

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑤ 元・化学小僧のコダワリ酒器

しばらく、ビールラベルの話が続いたので、酒宴を彩る「酒器」の作家さんも、ご紹介!

陶芸家の竹村良訓さんです。
やさしい雰囲気と、明るく軽やかな色づかいが人気です。




このカラフルな作品に使われる釉薬はすべて、竹村さんのオリジナルブレンド。
子どもの頃から化学が大好きだったこともあり、釉薬作りは実験みたいに楽しみながら、試行錯誤を繰り返しているそう。

最近は「青」の研究に夢中だそうです!
どんな「タケムラン・ブルー」が生まれるのかなー?たのしみ!

竹村さんといえば、坂本友希さんとのユニット「ミチクサクーシャ」として、この春、のびのび荘でも個展を開いてくれました。
遊び心いっぱいのミチクサ作品とはまた違った雰囲気の、竹村さんの酒器。
ぜひ手にとってご覧いただきたいです!

【作家プロフィール】

竹村 良訓 (たけむら よしのり)

千葉県出身。陶芸家 兼 修復家。
オリジナルのカラフルな釉薬を用い、器をはじめ、アクセサリーなど幅広く制作。
普段は、ウィスキー、日本酒、泡盛などを好んで飲みます。