2011/07/12

のびフェス実況編① ミニワークショップ+ライブ

入口付近の大テーブルにキャンドル作家KUSU. さんのキャンドルと、お客さんたちが作ったキャンドルが並んでいきます。電気を消してろうそくに火を灯しました。



手前のガラスコップのキャンドルがお客さんの作ったもの。
KUSU. さんに手ほどきを受けながら、5分程度で仕上がります。砕かれた色つきロウが材料になっています。
左上にあるのがKUSU. さんの「銀河の欠片」です。



「銀河の欠片」って、見てると唾液が出てくるんですよね。フルーティーでおいしそうです。
これはどうしようも抑えようがない。
グラスキャンドルの方も、今日出張してくれたちゃらぽこさんの「トライフル」みたいです。




おいしそうなステージの出来上がりです。

ステージ? はい。
この後のライブのために、お客さんのグラスキャンドルも舞台の一部になるのです。 
お客さんは知らぬうちに、これから自分たちが鑑賞するステージを作っていたわけなんです。そうなると俄然期待が膨らんできて・・、
18時も過ぎる頃、いよいよ口笛奏者の柴田晶子さんとオルガニート奏者(および、編曲者)の宮本由利子さんによるライブの始まりです。



上の写真にご注目。
右下のシルエットはご近所ネコのカトーです。シフォンケーキ、クッキー、コーヒーから漂うおいしい香りが漏れていたのでしょう。普段は来ないカトーが、「くれる気か?」とすりガラスにへばりついています。

それがたまたま、「口笛とオルガニート演奏を熱心に鑑賞するネコ」図になりました。




「エーデルワイス」を奏でる宮本さん。




サポートで柴田さんのお姉さんが登場し、小道具や効果音を操ります。
柴田さんは口笛を吹きながら、ピノキオのジロー君を操ります。
3人で息を合わせながら、いろいろな演出でお客さんを夢中にさせてしまいました。
親子連れのお客さんもノリノリで、
子供の好反応に、お膝を貸していたお父さんも満面の笑顔です。




途中から出演するピノキオのジロー君は、曲に合わせていろんなことをしています。
ちょうちょを追いかけてキャンドルの丘を跳ね回ったり、
グラスキャンドルの間を勇敢にもスルスルと侵入していったり、
カッパを着込んで外に出て、雨を歓んで踊りまわった、かと思ったら
酒を飲んでグーグー寝入ったりします。
虫と戯れるは飛ぶは踊るは酔っぱらうはで、自然を賛美して酔いしれるお酒の神ディオニソスのようです。
ジロー君の年齢がわかりません。アクティブすぎます。

ジロー君のアクティブさがすごいのは、曲のレパートリーが多様だからです。
となりのトトロからミュージカルの名曲まで、愛唱歌を中心にどんどん歌を繰り出します。
これはエンターテイメント性が高い!




夕涼みのライブという触れ込みでしたが、お店もおどろく盛況ぶりですごい熱気。冷房が効かず、暑くてみんな汗ばむほどでした。
近所の盛り上がりにはカトーもびっくりでしょうが、私たちもびっくりです。お客さんの笑顔がうれしい夕暮れ時となりました。

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